特別展「坂本善三美術館展」

坂本善三(1911-1987)は、抽象的な作風で知られる熊本県阿蘇郡小国町出身の洋画家です。

独自の抽象表現を確立し、「グレーの画家」や「東洋の寡黙」と称されました。その作品の

根本には、ふるさとの自然や風土が息づいています。

ふるさとである小国町に平成7年(1995)に開館したのが坂本善三美術館です。ほぼ全室が畳

敷きという特徴をもった同館では、コレクション作品を地域の方々やアーティストが再解釈し、

作品の新たな楽しみ方を美術館の外にまで広げていくような取り組みが行なわれています。

本展覧会の第1章では、同館が手掛けた展覧会の一つ『んまつーポスと作る善三展「拍手し

展!」』(2018年)の紹介とイメージの元となった作品を展示します。

  第2章では、坂本善三美術館所蔵の抽象以前の油彩画と抽象表現に移行してからの油彩画や

水墨画、リトグラフィを展示し、坂本善三作品の魅力に迫ります。

  1. 概要

展覧会名:特別展「坂本善三美術館展」

会  期:令和5年9月16日(土)~12月10日(日)

会  場:行橋市増田美術館 新館特別展示室1、2

※本館展示室は、常設展示。

開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)

休 館 日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日が休館)

観 覧 料:一般500円/高校生・大学生300円/中学生以下無料/団体(15名以上)400円

※障がい者手帳等を提示された本人と介護者(1名まで)は、観覧料が無料。

 ※11月3日文化の日は、観覧無料。

(2)イベント

○ギャラリートーク

内 容:展覧会初日といつもの第2金曜日に、今回は特別に坂本善三美術館学芸員をお招きして、ギャラリートークを開催します。

日 程:9月16日(土)・・・オープニングギャラリートーク

    10月13日(金)、11月10日(金)、 12月8日(金)・・・坂本善三美術館学芸員によるギャラリートーク

時 間:各回14:00~14:30

講 師:山下弘子氏(坂本善三美術館学芸員)

参加費:無料。ただし展覧会観覧料が必要です。 

定 員:各回20名 ※要申込

会場・申込先:行橋市増田美術館

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