行橋市増田美術館 

特別展「トーナス・カボチャラダムス展」

令和4年7月2日(土)~9月4日(日) 休館日 月曜日〔※ただし月曜日が祝日の場合は開館。翌火曜日が休館。〕令和4年8月12日(金)~8月15日(月) 開館時間 10時~17時(入場は16時30分まで)

観覧料 一般500円/高校生・大学生300円/中学生以下無料/ 団体(15名様以上)400円 障がい者手帳等をお持ちの方および介護者1名までは無料

北九州市門司区在住の画家トーナス・カボチャラダムスの作品をご紹介します。彼の作品の多くには、かぼちゃや貝殻等をモチーフにした町や建物を中心に社会が築かれ、そこに人々が集まり、賑やかに生活している様子が緻密に描かれています。人物や町並みには彼が幼少期を過ごした門司の情景が織り交ぜられています。描かれた人物たちは楽しげで、画面にはよろこびが満ちています。その「よろこび」はどこから来るのでしょうか。油彩画や銅版画等を展示し、作者と彼が描く「よろこび」をご紹介する特別展です。

作者略歴

トーナス・カボチャラダムス(1944~)

本名 川原田徹(かわはらだ とおる)。鹿児島県生まれ。1946年福岡県門司市(現在の北九州市門司区)に移り住む。門司区在住。かぼちゃや貝殻等をもとにした空想建築とそこに暮らす人々をモチーフに、ペン画、油彩画、テンペラ画、銅版画を独学で描く。1979年サンシャイン版画版種別グランプリ展銅版画大賞受賞。1980年第2回北九州絵画ビエンナーレ展優秀賞受賞。1981年第1回西武美術館版画大賞展優秀賞受賞。1985年北九州市民文化賞受賞。1991年第40回小学館絵画賞受賞。2005年福岡県文化賞創造部門受賞。