味噌だれおでん
終戦の折、大陸から引き上げてきた初代ランプ屋のご主人がふるさとの名古屋に戻りましたが焼け野原になってました。
そこで大陸で行橋にご縁をいただいたご主人は行橋へと身を寄せました。行橋では大陸で会得したラーメンとおでんの店を始めて、おでんに味噌だれという行橋スタイルが誕生しました。
とんこつラーメンのスープとふるさと名古屋の八丁味噌をベースとした味噌だれをかけたおでんは大変な評判となり昭和から平成へと味を受け継いできました。
また味噌だれおでんを提供するラーメン屋も大正庵、三徳ラーメンと店舗も増え賑やかになっていました。
その味噌だれおでんの元祖であるランプ屋の閉店を受け、平成21年に「昭和の懐かしいものを存続させよう」との運動をうけて、味噌だれおでんが行橋の味として再認識されました。
今では、行橋のふるさとの味としてこの地に根ざしています。
いまでは下記のお店で味噌だれおでんを楽しむことができます。