サイクルトレイン会議開催

肥薩オレンジ鉄道を参考にした画面

自転車と共に列車に乗車する取組み

昨年より直方・田川・みやこ町・行橋の観光協会で協議を重ねている「サイクル・トレイン」についてZOOM会議を開催しました(3月8日)。

平成筑豊鉄道の河井社長が参加

自転車と共に列車に乗車する企画

「サイクルトレイン」とは列車に自転車を乗り込ませる企画で、観光イベント形態による実証実験などを行っています。乗車時の安全や通常の乗客とのトラブルなど課題を消化すると共に駅を起点とする中距離観光の実現を目指し平成筑豊鉄道と観光協会が協力し企画に向けて会議を重ねています。

 

1便の上限は5台と言う課題

今年2月8日に先行して自転車乗車を開始した肥薩オレンジ鉄道さんを参考に、車輌内に安全に配置できるスペースを考えると1両当たり5台が限界であり、複数グループの利用が重なった場合の管理はどうすべきかなどが話し合われました。

<課題>
・ラッシュ時間帯の利用は不可
・1列車3~4台を上限にしたい
・持込は無料(但し事故については自己責任)
・自転車は所有者が支える(乗車中の車内トイレは使用不可に)
・悪天時は利用不能
・ホームに自転車利用の案内
・配置場所は乗務員が指定。

オレンジ鉄道の参考から
・階段のある駅を時刻表に表示
・話しを伺ったところママチャリの持ち込みは苦労しているようだ(平筑鉄道:河井社長)

一般公募のモニター企画を作成

次回の実証実験は一般からのモニター募集をする方向で話し合われました。

<企画草案>
●直方募集
観光先は行橋・みやこ町。

●行橋募集
観光先は直方・田川。

いずれも各観光協会で内容を固める事になっており、春のサイクリング観光を目指しています。